Archive for the 'review' Category

10月 16 2007

『アニメがお仕事!』(石田敦子)

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アニメがお仕事!の最終巻を先日購入。

最後はややまとまりがなくなってきた感はあるものの、 「自分に影響を与えたマンガ」の中で五指に入ることは間違いない。

自分の中にある弱さや挫折感と向き合って少しずつ成長していく物語。ほとんどの登場人物のバックグラウンドに、暗い面が描かれる。 これは石田敦子の芸風の最たるものではないか。そしてその暗さとともに生きていく、石田敦子の漫画の登場人物が自分は好きなのである。

仕事というものを考えさせられる作品でもある。この作品の主役連中に、今の自分の仕事を誇れるのか? などとたまに自問する。 実際この年になると最終話みたいに見られることがあるけど、それほどの働きはできているのかどうか。

たくさんのシーンでたくさん自問をする。 自問をすることで、自分を高めていける人には、堂々と勧められる漫画である。

もう4年早く連載が始まって学生の時に大筋読めていたらもうちょっと人生変わってたかもなあ、 と思える作品だった。 (実際、ほとんどニート同然の時に読んで泣いたりしていたなァ……。)

そして、おまけを読んで、ああ、自分のアニオタレベルなんて塵のようなものだなあ、などと感心したりね。

また、最初から読み返すことにしよう。(会社の机の上に置きっぱなしなんだよね…)

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8月 01 2007

読書記録20070731

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バンビ~ノ! 9 (9) (ビッグコミックス)バンビ~ノ!(9)/せきやてつじ。 相変わらず面白い。が、前の巻から続くドルチェ編が終わらないため消化不良感。10巻出たときにまとめて買った方がよいのかも。

となりの801ちゃん 2 (Next comics)となりの801ちゃん(2)/小島アジコ。 1巻より断然面白いと思ったのはなぜだろう……。ファッションネタに深く共感したからか。彼女に(自分の)服買いに連れてかれたときってあんな感じだよね。

うちの彼女が腐女子じゃなくてよかったと最近少し思います。

わがまま戦隊ブルームハート!(1)わがまま戦隊ブルームハート!(1)/石田敦子 相変わらずの石田敦子節。それでいてお約束を忘れないのは流石だなあ。 ただし(俺みたいな)石田敦子信者以外にはお勧めしない。多分何が面白いのか分からない。

ROOTねこねこ/小野敏洋 やっぱりネコの王も集めないといかん。小野敏洋作品の世界観は秀逸。

迷宮街輪舞曲 2 (2) (IDコミックス REXコミックス) (IDコミックス REXコミックス) 迷宮街輪舞曲 3 (3) (IDコミックス REXコミックス) (IDコミックス REXコミックス)迷宮街輪舞曲(2),(3)。 3巻の真城さんの見せ場が格好良すぎる。このために買ってよかった、とすら思った。

結末は小説と異なるので賛否両論になりそう(そこまでコアなファンは多くないか……)。自分では小説の時にそんな風に終わるのではないかと少しだけ思っていたので、違和感は少なかったものの意外であった。

ちゃんと原作の緊張感はキープできていると思うので、良いコミカライズであったと自分は評価している。 3巻で終わる話ではなかったので消化不良なところは否めないが。

これはWIZ小説・漫画好きにお勧め、でいいんだろうか。

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7月 25 2007

読書: いますぐ書けちゃう作文力

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齋藤孝とつくる本 いますぐ書けちゃう作文力―子どもたちと、むかし子どもだった大人たち、必読! (斎藤孝とつくる本)いますぐ書けちゃう作文力

作文を書く際に、どういう風に書けば書きやすいか、題材を見つけられるか、うまく人に伝えられるか。ということが分かりやすくかつ実践的に書いてある本。

この本の素晴らしいところは、他の作文についての書籍と同じ本質を、 ”’平易な文章と有名作品の引用”’で構成することにより、小学生でも理解できるようになっていること。

小学生までも対象にしている本だから当然と言えば当然。でも、例えば「大事なところはメモしたりドッグイヤーしたりする」なんて、「レバレッジ・リーディング」読んでから始めました、という人ももしかしているんじゃないかな。 あるいは「ベスト3を書こう」という内容があって、これはちょっと前にBlogで多く見られた「○○をするnの理由」と共通する。

そんなわけで、逆に言うと、多分同じ内容は他の本にも載っている。でも、その内容を簡単に理解できると考えると、この本に1~2時間程度掛けるというのは、結構得しているのではないかと思ったりする。

ちなみに知人曰く「小学生には読めそうだけど理解できないのではないか」。でも、理解できないなりに理解しようとすることも必要だと思う。理解できる本しか読まないなんて、つまらないよね。

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7月 23 2007

読書記録20070722

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最近読んだ本を軽く紹介。

人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)人類は衰退しました/田中ロミオ。 ゆる~~いSF。萌え?かどうかは微妙だけど主人公のかわいい容姿の割に微妙に黒いキャラクターはかなり好き。若干ネタに時事ネタが含まれているので風化しそうなのが惜しいか。 「食卓にビールを」とか好きな人向け。

ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス)ゆるめいつ(1)/saxyun。 ゆる~~~~い4コマ。Saxyunの芸風なので特に内容はない。初単行本なのが実は意外だったり。最初は主人公はゆるくないのかと思いきや即「ゆる」くなったあたりやる気がなくてよい。 結構誤解されがちな気がするがkashmir(例:百合星人ナオコサン)とは芸風が異なるので注意。どちらかというと氷川へきるに近い。そういうの好きな人とか、昔からサイト見てる人なら。

TAKE MOON 2 (2)TAKE MOON(2)/武梨えり。 武梨えりのTYPE-MOONアンソロ抜粋第2弾。全編ギャグマンガで、今回はFateのパロも含んでいる。自分は月姫は全部プレイ・Fateはまったくやっていないというポジションだが十分楽しめた。相変わらず冴えたギャグである。そろそろ作家買いも考えよう。

まずは「かんなぎ」を揃えるところからかな。

コミック百合姫S (エス) 2007年 08月号 [雑誌]百合姫S。 百合姫本誌よりよほど良い。本誌は立ち位置とか方向性が曖昧だがこちらはきっちり漫画雑誌としての体をなしているように思える。これが本誌にいい影響を与えるとよいなあ。

良かったのは何と言っても玄鉄絢。この人の描くキャラクターはみな魅力的すぎる。 単行本化される程度にどんどん描いて欲しいなあ。

あとは 袴田めら、すどおかおる、城之内寧々。 逆に期待はずれ度が高かったのは藤枝雅、宮下未紀両名かなあ。前者はページ数とか。後者は……まあもともと氏の漫画はあまり好きでないせいか(イラストは好き)。

城之内寧々「アップルデイドリーム」は 単行本も出たし、まじめにいろいろチェックしないといけない作品になったかもしれず。

まだあるけど今日はこの辺で。

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7月 19 2007

つぶらら

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「つぶらら」の2巻を会社に置いといた。

同僚「アイドルオタクなHoLYさんはあーいう思考なんですね!」俺「ちげーーー!ってか俺アイドルオタクじゃないし(たぶん)!」

結果そんな会話が職場で引き起こされる漫画。というか俺がアイドルオタク言われたらちゃんと追っかけてる人に失礼ですよ。ってそこじゃなく。

よく分からないテンションで充実した学園生活(主人公の周りが)とアイドル生活(追っかけ含む)漫画であり登場人物はほとんど頭がおかしいと思うが、そこが山名沢湖節であり良いところ。

多分、この作品が別メディアに移植されるときはアニメでもTVドラマでもなくきっとミュージカルだな。勘違いした中学生日記になるかもしれんが。

見た目かわいい絵で中身が変すぎる作品が好きな人に特にお勧め。 山名沢湖の芸風に染まってる人も染まってない人もとりあえず一読せよ。

以下余談だが社内でプチ山名沢湖ブーム来たる。 そう思ってるのは自分だけだと思うけどそういうことにしておく。

「いちご実験室」持っていったらその瞬間「貸してくれ」って言われたしなあ。もう入手困難らしい。 この際いろいろ布教しよう。

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7月 11 2007

ひとひら

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新装開店(というにはしばらく空いていたが)していきなりアニメの話かよ、というのはさておき。

2007年第2四半期で一番面白かったアニメは何か、と聞かれたらきっと大半は「らき☆すた」か、 そうでない人でも「コードギアス」あたりじゃないかなと思うのですが(推測)、私はここで「ひとひら」を推したい。

「ひとひら」の原作はコミックハイ!で連載されている漫画。 現在4巻まで出てます。 自分はアニメを全話見てからコミックスを全部読んだところ。基本的にアニメは原作に沿った進行。最終話はややオリジナルな展開が多かったけれど。

軽くネタバレあるので注意のこと。といってもネタバレして困るような謎は全然ないと思いますが。:)

ストーリーは 極度のあがり症である主人公「麦」が高校生になって流れで演劇研究会に入ってしまうのだが、 その演劇研究会は演劇部と対立していて学園祭の公演の投票で負けた方は廃部が決定している……、と 文系テーマの漫画にしては変な対決色が軽く出ていて面白い。

でまあストーリーは演劇関係は実際本質ではなくて、麦の成長ストーリー(ってこう書くとビールみたいだな)。 マリみての初期(「いとしき歳月」まで)をイメージするといいかもしれない。 準備の解説に時間をかなりかけるけどさくっと劇本番は流すとか、 登場人物のかなり強まった先輩達に、活発なライバル(由乃さんはライバル?)に、写真部のエース(なのか?)までいるとか、軽く百合っぽいとか、そういう感じも合わせて。:)

で、その登場人物が良いです。

なんといっても主人公を差し置いて野乃先輩かわいいですよね(ぉぃ。この人物に川澄声は反則だと思うんですよ。 オリナルもいい味出していて仲間内では人気を二分しています。さっぱりきっぱりした女の子はやっぱり楽しいです。 もちろん主人公の麦も良いですが(笑)。

最初はいかにも「演劇部=悪!」みたいなノリで始まるけれども実際はそんなこともかく。 基本的に悪い人はいない話なので、そういう勧善懲悪でないストーリー物が好きならば楽しめるはず。

この手の話を見ると高校の頃を思い出してなんというか恥ずかしくなりますね。そこがいいです。 高校の時もっといろいろやればよかったな、ということを思い返します。選挙管理委員長だったなーとか思い出すと死にたくなります(何があった)。

作品として若干ツメが甘いなーという部分もあるけど、短いページ数のプロットだった(とコミックスで作者が書いている)せいもあるのかな、と勘ぐってしまったり。 設定のせいで妙な空白期間があったりね。まあ演劇以外の話をその分進めやすくなって4巻の流れに持って行きやすくなった、とも言えるか。

それと基本的に派手な作品ではないので、例えば同時期のアニメの「らき☆すた」などと決して比べてはいけません。

まあしかし純粋に百合入り気味な成長モノな学園ストーリーはやはり良いわけです!百合度★★★★☆(ってどこのサイトですか)。

そんなわけでとりとめもなく書いてみた最近のイチオシ作品でした。

余談ですが、しばらく見ないうちに、「コミックハイ!」は自分の好きな作家が大変増えていて驚き。 久々に漫画雑誌の購読を考えようかと思っています(またあとで書く)。

ひとひら 第1巻 ひとひら 1 (1) ひとひら 2 (2) ひとひら 3 (3) ひとひら 4 (4)

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